医歯科学専攻について

出身大学や学部を問わず熱意のある学生を募集しています。

医歯科学専攻は、医学系・歯学系の修士課程として2002年に岡山大学 大学院医歯薬学総合研究科に開設されました。医歯科学は、最も速い速度で進歩を遂げている科学分野のひとつです。その守備範囲は基礎研究から患者さんへの臨床応用まで、さらには保健・福祉、行政と幅広いため、多様な人財を必要としています。このような人財を育成するために医歯科学専攻が生まれました。

 

人材養成目的

大学・学部を問わず自然科学及び応用科学等の多様な専門性を身につけた学生に対して、 医歯学に関する幅広い知識と技術を体系的・集中的に教育することにより、 医歯学の先端的な研究及び医療の推進に貢献し得る人材を養成します。 さらに、医学、歯学の知識を併せ持つ高度な技術者など新たなニーズに応えるための人材を養成することを目的としています。

教育目標

人材養成目的を実現するために、以下の教育目標を揚げています。

  1. 高度医歯学領域の知識・技術修得を目指す教育の推進
  2. 高度先端医療の普及及びトランスレーショナルリサーチに対応した人材の養成と研究の推進
  3. 学際的な医歯学教育・研究の推進

医歯科学コース  

医歯科学専攻長・コース責任者 大橋俊孝

医歯科学専攻長・コース責任者
大橋 俊孝

 21世紀に入り、ゲノム、プロテオームを始めとする網羅的解析や生命・生物情報学など、生命科学研究の飛躍的な発展が、医学・医療及び歯学・歯科医療を大きく変貌させつつあります。生命科学研究を応用した新規診断法に基づく新しい医療・歯科医療の展開、例えば、精密医療、ゲノム創薬、生体機能支援技術の開発と実用化などが期待されています。

 しかし、医学・歯学領域のみを修めた人財だけでこのような研究、開発、実用化を行うことはできません。薬学、工学、農学、理学あるいは人文・社会系などの領域と医歯科学の複眼的視点を持つ人財が今求められているのです。医歯科学コースでは、医学科・歯学科以外の学部学科を卒業した学生を受け入れています。学部時代に自然科学、社会科学、人文科学の専門性を身につけた学生が、医学・歯学に関する幅広い知識と技能を体系的・集中的・体験的に学び、適切な態度を身に着けることで、医歯科学の先端的な研究開発や医療・歯科医療の推進に貢献できる人財を育成します。

 例えば、製薬・食品・医療材料・医療情報などの企業で研究・開発・生産管理・技術営業などで活躍するエキスパート、医療現場の治験コーディネーターや移植コーディネーターなどの新たな医療人財、高度で知的な素養を持つ公務員や中等教育教員など、新たな社会ニーズに応える高度人財を育成しています。また、研究者や大学教員を目指す博士課程進学者も想定しています。

公衆衛生学コース(MPHコース) 

コース責任者 頼藤貴志

コース責任者
藤 貴志

 本コースの目的は、少子高齢社会の到来を踏まえて、地域の医療機関、地方自治体等と連携し、疫学的視点を持つ保健・医療・福祉従事者を育成することです。コースを通して、疫学研究を評価、疫学デザインを理解し、疫学研究を出来ることを目指し、社会の公衆衛生課題に取り組むための科学的素養を涵養します。
欧米では、代表的な大学に公衆衛生大学院が設けられていますが、本コースは、公衆衛生大学院の国際標準である疫学、生物統計学、環境保健学、社会科学・行動科学方法論及び保健医療管理学の必須5分野を含む21科目を有しており、修了後には「修士(公衆衛生学)」(Master of Public Health)の学位授与を想定しています。
 本コース修了者は、医療・保健・福祉従事者、行政職等として、地域の医療、保健、福祉に貢献することをめざしています。