博士課程

大学院医歯薬学総合研究科博士課程では,次のような学生を求めています

  • 医学・歯学・薬学領域の創造的研究,学際的研究,国際的研究を志す人
  • 高度先端医療,全人的医療を志す人
  • 医療系社会人として活躍しながら研究を志す人
  • 6年制の医学・歯学・薬学教育を受け医療資格を有する人,または関連領域の修士課程,博士前期課程の修了者として相応しい知識・技能・態度を習得している人

本研究科の特色

  • 9割以上が社会⼈⼤学院⽣
  • 専門性に応じた複数のコース<⼀般コース、臨床専門医コース、がんプロフェッショナルコース、分⼦イメージング教育コース、アカデミックGP養成コース、医療AI応⽤コース>から選択可
  • 座学の講義の一部はe-learning対応。研修の空いた時間に好きな場所で受講可
  • 所定の条件(IFが3.0以上等)が揃えば、3年または3年半での早期修了可
  • 長期履修制度あり

本研究科では,教育内容に応じて,以下の8つの履修コースを開設しています

「一般コース」とは,岡山大学大学院医歯薬学総合研究科がこれまで実績をあげてきた共通コア科目(研究方法論基礎・応用と課題研究)及び専門科目により研究手法の習得と論文の作成をおこなうコースです。さらに学際的な内容に対応できるよう専門科目に「副科目」制を導入し,他の教育研究分野の指導を受けられる体制を整えています。

「臨床専門医コース」は,高度な専門的臨床能力や全人的な視野を持った診療能力,国際的視野を持った臨床研究能力の習得を目的としたコースです。専門医制度と同調し、専門医資格取得のための準備にも役立つコースです。
共通コア科目として研究方法論応用(疫学、医療統計学、臨床研究・予防医学実践論)を履修します。専門科目では主科目の他に副科目として他の教育研究分野の指導をうけることや,「選択プログラム」を履修することにより,広範な学際性も身に付けることができます。

このコースには次の教育研究分野が参加しています
循環器内科学,心臓血管外科学,麻酔・蘇生学,救急救命・医療災害,精神神経病態学,脳神経内科学,発達神経病態学,脳神経外科学,腎・免疫・内分泌代謝内科学,消化器・肝臓内科学,皮膚科学,小児医科学,産科・婦人科学, 泌尿器病態学,呼吸器・乳腺内分泌外科学,放射線医学,耳鼻咽喉・頭頸部外科学,眼科学,整形外科学,形成再建外科学,公衆衛生学,疫学・衛生学,総合内科学,老年医学

「臨床専門医コース」は,高度な専門的臨床能力の習得及び臨床研究を理解し実践できる能力を取得することを目的としたコースです。全人的な視野を持った患者診療ならびに国際的視野を持った臨床研究の習得も目指し,近年の専門医制度と同調し,専門医資格取得のための準備期間としても役立つコースです。このコースは,原則として,日本の歯科医師免許を有する者を対象とします。
具体的には,別途実施する研究デザインワークショップをコアとするとともに,専門科目として専門医取得に連動した専門科目を履修します。また,副科目として他の教育研究分野の開講する科目又は選択プログラムを履修することにより広範な学際性も身に付けます。

このコースには次の教育研究分野が参加しています

歯科保存修復学,歯周病態学,インプラント再生補綴学,咬合・有床義歯補綴学,歯科矯正学,顎口腔再建外科学,口腔顎顔面外科学,歯科放射線学,予防歯科学,小児歯科学,歯科麻酔・特別支援歯学,総合歯科学

がんプロフェッショナルコース」は,がんに特化した臨床研究方法の理解と実践,トランスレーショナルリサーチの実践ができる人材の育成をおこない,地域でのがん医療の均てん化に役立てることを目的としたコースです。
具体的には,メディカル,コメディカル共通のカリキュラムの履修や,多職種によるチーム医療等を実施します。

「がんプロフェッショナルコース」は,薬剤師の資格をもち一定の実務経験を有する専門職を対象とし,がんに特化した臨床研究方法の理解と実践,トランスレーショナルリサーチの実践ができる人材の育成をおこない,地域でのがん医療の均てん化に役立てることを目的としたコースです。
具体的には,メディカル,コメディカル共通のカリキュラムの履修や,多職種によるチーム医療等を実施します。

「分子イメージング教育コース」は,岡山大学大学院医歯薬学総合研究科と国立研究開発法人理化学研究所(以下,理研(神戸)という)が協力し,連携大学院を設置して分子イメージング技術を習得するコースです。
分子イメージングとは,生体内での分子の挙動をリアルタイムに可視化する手法で,その可視化は,非侵襲的に行えるのが特徴です。このコースではその技術習得に重点を置いています。

「アカデミックGP養成コース」は,専門科を超えた疾患に対応できる臨床と総合診療に関連した、地域の問題解決型臨床研究を行うコースです。総合診療医が、診療の現場で感じた個々の臨床的疑問をシーズに、基礎研究から臨床研究まで幅広く行うことが特徴です。臨床研究では、質的研究の成果を疫学モデルへと繋ぎ、プライマリケア領域の課題解決へ向けた臨床研究を実際に行うことにより、総合診療におけるEBMを発信できる研究を目指しています。診断学・治療学・疫学・倫理学・社会学など、横断的・統合的な研究・教育能力をもつ医師を育成するためのコースです。

「医療AI応用コース」は,医療における課題の解決策としてAI技術の社会実装を遂行できる人材を育成することを目的としたコースです。
「共通コア科目」で研究者としての基礎学力の習得し,「医学AI専門科目」は,AI・データサイエンスの理論的教育を重視した基礎科目から,保健医療分野の専門知識をベースにした応用科目まで,AI・データサイエンスの医療分野への応用を系統立てて習得します。さらに民間企業との連携による実務的科目へと段階的に履修することが可能な構成となっています。また課題を情報処理技術によって解決するためのより実践的な能力を磨くため「医学AIフィールドトレーニング」を予定しています。